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「1号店」で販売している輸入食品の一部。 |
▽オンラインで3割安の訳
輸入食品のオンライン購入は価格が安いのが魅力。業界関係者によると、輸入食品のオンラインでの価格は、デパートやスーパーなどの売り値より30%から50%低い。消費者の中には、値段が違いすぎることから、オンラインの輸入食品には偽物が出回っているのではないかと危惧する人もいる。
輸入食品専門販売サイト「原産団」の創始者である張与民さんは、十数年の経験を持つ日用消費財販売のベテラン。ウェブサイトを運営して1年余りの張さんは、輸入食品のオンライン価格が実店舗よりも安いのは、直接調達のモデルを取っているからだということが分かったという。またオンライン店舗は参入が容易で、スーパーのような高額の開設資金が要らず、コストの大幅な引き下げが可能。安全性については、張さんは、規模の大きな販売サイトへの人々の信頼性は高いと見ている。輸入食品の偽造にはコストがそれなりにかかり、例えば、輸入堅果を偽造しようとすれば、少なくとも国産の堅果を仕入れなければならない。また輸入食品の消費者層はあまり厚くないので、ブランドに対する認識もある程度高く、偽造は容易ではない。輸入食品販売サイトの多くは自社のページのほか、アマゾンや「1号店」などの有名サイトの販売ルートも開拓していることが多く、こうしたサイトの「テナント入り」には、食品の衛生検疫報告や納税者の情報、通関証明などの証明書を提供しなければならず、デパートやスーパーの実店舗並みの管理が行われているという。(編集MA)
「人民網日本語版」2013年11月18日
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