2013年11月18日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:10:15 Nov 18 2013

トヨタ開発センターが江蘇で竣工 ハイブリッド現地化へ (2)

 中国ではハイブリッドカーにこれまで、「省エネ車」として1台につき3千元の補助が政府から出ていた。プラグインハイブリッドカーへの補助は最高で1台5万元にのぼった。だが今年9月17日、財政部(財政省)と科技部(科学技術省)、工業・情報化部(工業・情報化省)、発展改革委員会の4部門は、「新エネルギー自動車の応用普及活動の継続展開に関する通知」を共同発表し、プラグインハイブリッドカーの補助金を3万5千元に減らし、ハイブリッドカーの3千元の補助金はゼロとなった。

 だが一方で、ハイブリッドカーに有利な要素もある。

 国務院が昨年6月に発表した「省エネ・新エネルギー自動車産業発展計画(2012-2020年)」では、「完全電動」を新エネルギー自動車の主要な戦略的方向としながらも、プラグイン式でないハイブリッドカーの技術路線も推進していくことが示された。同時に、乗用車の平均燃費を2015年までに100km当たり6.9L、2020年までに100km当たり5.0Lとする厳しい目標も掲げられた。今年3月、工業・情報化部などの5部門はこれに合わせた「乗用車企業平均燃料消費量計算方法」を制定し、政策をまた一歩前進させた。

 ▽トヨタのハイブリッド、中国へ

 トヨタを筆頭とする自動車メーカーによって進められているハイブリッド技術は、長年にわたって市場における成長を遂げてきた。トヨタのハイブリッド技術はすでに第3世代に入り、世界トップに立っており、ハイブリッドカーの累計販売台数はすでに570万台を突破している。

 トヨタが中国に根を下ろし、「中国豊田」の存在を打ち立てていくためには、ハイブリッド技術の中国市場での推進が一つの道となる。とりわけハイブリッド動力の核心部品の国産化を実現し、コストを引き下げることがカギとなる。

[1] [2] [3]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
関連記事
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古