アマデウスは7日に社内で、中国市場で画期的な進展を実現したことを祝った。アマデウス側は記者に対して、「エアフランス、KLMオランダ航空、ルフトハンザドイツ航空が、中国民用航空局の授権により、中国でアマデウスのシステムを使用する初の海外航空会社になる」と表明した。
◆航空券が豊富化、しかも割安に
アマデウス側の説明によると、北京地区で予め指定された旅行会社と代理店、および授権された航空会社は、アマデウスのシステムを使用し航空券を予約できるようになる。同システムの使用を初めて許可された旅行会社・代理店の範囲も今後、上海や広州などの地区に拡大される。
旅行サイト・芒果網の航空券事業部の担当者は、「海外のGDSを利用することで、航空会社と代理店はより多くの海外航空券の価格を検索し、消費者にコストパフォーマンスの高い航空券を提供できるようになる」と語った。航空会社と代理店も将来的に中航信への依存を断ち切り、コストをある程度削減する可能性がある。中航信は競争の激しい環境の中で、サービスと技術の水準を高めることができる。
アマデウスは、「当社は世界でカバー範囲が最も広いGDSを提供しており、430社の航空会社、および世界の40%のオンライン・オフラインの旅行会社と連結している。他にも30万軒のホテル、32社のレンタカー会社、50社のクルーズ客船会社、24社の保険会社と提携している」と紹介した。業界関係者は、「アマデウスなどの外国産GDSは、その大規模な旅行商品代理販売システムにより、数年前から中国に間接的に進出していた。商品の豊富なデータを持つため、代理店にとっては魅力的だ」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月9日
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