デートには「出費」がつきものだ。中国の大手婚活サイト「世紀佳縁」が7日に発表した「2013-14年中国男女結婚観調査報告」によると、中国全土の男性が使う「デート代」は、所得の33%を占める1カ月当たり平均1591元(約2万7千円)だった。うち、重慶の男性は所得の32%を占める1518元(約2万5800円)だった。華竜網が報じた。
オンライン上で行われた同調査には、計7万2660人が回答した。うち、重慶市のネットユーザーは2538人で、男性が45%、女性が55%を占めた。
デート代で最も多いのは食事代
同報告のデータによると、食事、娯楽(映画鑑賞など)、プレゼントが、男性の「デート代」の主な内訳だった。デートに使うお金が最も多いのは、浙江省、北京、上海の男性で、それぞれ、1805元(約3万700円)、1789元(約3万400円)、1766元(約3万円)だった。一方、デート代が所得に占める割合から見ると、遼寧省、吉林省、黒竜江省の男性が最も気前がよく、約40%に達している。
男性が好む配偶者の職業は教師、女性が好むのは社長
同サイトの劉楊・広報マネージャーによると、「男は財力、女は容姿」というのが独身者の傾向。同調査では、独身の男性が最も好む配偶者の職業は教師(7%)で、一方の女性は、社長(15%)だった。
独身の男性が最も好む配偶者の職業の2位は看護婦(6%)だった。一方の女性の2位は、公務員(14%)だった。
また、婚活中の男性が、最も注目する女性の条件は、「きれい」(19%)。2位は、「細身で背が高い」(10%)だった。
一方の女性は、14%が「マイホームを所有しているか」、10%が「車を所有しているか」を男性の条件に挙げるなど、物質面に注目していることが分かった。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年1月9日