春節とバレンタインデーが「衝突」 ネット通販に影響も (2)
チョコレートと同様、花束のネット通販も影響を受けている。オンライン花屋「熊的花園」の店主は、「一人当たりの購入額が500元(約7500円)以上に達するため、他省への配達はこれまで通りFedExか順豊速運を利用する」と語った。しかし両社は今年の春節の業務調整を行った。FedExは2月9日から11日に休業し、順豊速運は2月12日から24日に他省への即日配達を停止する。宅配便がスムーズに届かないことから、今年のバレンタインデー期間、花束のネット販売がある程度減少することが予想される。
例年のバレンタインデー前は、春節後初の小規模な宅配ピークを迎える。しかし今年はバレンタインデーと春節の長期休暇が重なるため、今回のピークが故意に遅らされている。業界関係者は、「宅配業者の営業再開日、ネットショップの出荷開始日が2月17日頃となっている。今年はバレンタインデーと春節の長期期間が重なるため、例年の小規模な宅配ピークはより深刻になる可能性がある」と予想した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年2月7日