2013年3月12日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:04 Mar 12 2013

中国産航空機ARJ21、来年にも運航開始

 中国商用飛機有限責任公司(中国商飛)の呉光輝副総経理は11日、「中国が初めて完全に独自設計・製造した地域路線用ターボファンエンジン搭載民間航空機・ARJ21(70−90座席)が、2014年に試験飛行を完了して飛行許可を取得し、顧客に交付される見通しとなった」と表明した。京華時報が伝えた。

 呉副総経理は、「同機は2008年に試験飛行に成功しており、近年は飛行許可の取得段階にある。同機は2012年、失速などの重要項目の試験飛行の中で、中国民用航空局と米連邦航空局から認可を得た。しかし残念ながら、昨年の気候条件は極寒の試験飛行項目の条件に満たなかったため、これらの試験飛行は今年も継続される」と説明した。

 呉副総経理はまた、国内の地域路線市場の発展が現在、強い勢いを得ていないと指摘した。情報によると、70座席以下のターボプロップ機および50座席以下の各種航空機を用いる、飛行距離が800キロ以下の路線は地域路線と呼ばれる。呉副総経理は、「中枢となる空港は、これらの航空機を差別視しており、小型航空機の進出を禁止もしくは制限している。これは国産ターボプロップ機の運航権を著しく損ねている」と語った。

 呉副総経理は、「新舟60/600は中国航空工業が唯一交付・運営している、地域路線の商用航空機だ。同機はすでに80機を交付し、210機の受注を獲得している。しかし同機にとって最も重要な市場である中国本土では、15機しか運航していない」と指摘した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年3月12日

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古