アップルのブランド価値、サムスンの4倍に
アップルとサムスンのスマートフォン市場における競合が激化しているが、両社のブランド価値には大きな開きがある。英コンサルティング会社「Brand Finance」はこのほど、世界で最も価値ある500ブランドの最新の格付けを行った。それによると、アップルのブランド価値は昨年の700億ドルから870億ドルに上昇し、サムスンのブランド価値の4倍に達した。北京商報が伝えた。
アップルのスマートフォン販売台数はサムスンに抜かれ、前四半期には利益のゼロ成長というかつてない事態が生じた。またアップルの株価は下がり続け、時価総額世界一の座を譲り渡した。しかしアップルのブランド価値は、依然としてサムスンに差をつけている。Brand Financeがこのほど発表したデータによると、サムスンのブランド価値は54%増の206億ドルに達し、アップルのブランド価値は870億ドルに達した。
アップルは870億ドルというブランド価値を示したが、今回の格付けでは最も影響力のあるブランドにはならなかった。世界で最も影響力のあるブランドとされたのは、イタリアの世界的な自動車製造メーカーのフェラーリだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年2月20日