銀聯カード 海外での決済金額が増加
中国銀聯が発表した最新データによると、メーデー期間(4月29日から5月1日まで)の銀聯カードの中国国内における銀行間決済金額は前年同期比39%増に、海外における決済金額は33%増になった。金融時報が伝えた。
銀聯カード決済環境の整備と、観光客向けのさまざまなカード決済販促キャンペーンに伴い、観光・交通の決済金額の増加が促されている。大型観光地の入場料カード決済金額は前年同期比49%増、道路旅客輸送は155%増、ガソリン給油が53%増になった。鉄道は多くの観光客が選択する交通機関であり、チケット窓口のカード決済金額が125%増、オンライン決済金額が49%増となった。券売機などその他の新型決済方法もまた、観光客の乗車券購入の主要方式になった。
銀聯カードの海外での使用範囲も拡大を続けており、休日に海外旅行をする人の多くが銀聯カードの使用を選択している。香港・台湾、日本、韓国、東南アジアなど短期旅行の目的地における銀聯カード決済金額が増加を続けており、欧米などの長期旅行の目的地の増加率はこれをさらに上回っている。英国、イタリア、ドイツ、アラブ首長国連邦、フランスはいずれも60%を上回り、ギリシャ、アイスランド、デンマーク、タヒチ、ポルトガル、スペインなどの国と地域は倍増を実現した。米国、韓国、アイスランド、ハンガリー、日本などの国と地域では、銀聯クレジットカードによるサイン決済(同サービスをサポートする中国国内銀行のリストについては、銀聯カードのウェブサイトを参照)が可能となり、休日期間の決済金額が2倍以上増加した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年5月6日