2013年7月10日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:13:56 Jul 10 2013

中国系銀行が躍進 過度な金融化に懸念の声も

 米フォーチュン誌が発表した世界企業番付「フォーチュン・グローバル500」では、54行の銀行が入選し、全52業界のうち最多となった。そのうち中国からは9行が、米国からは8行がランクインした。京華時報が伝えた。

 収入に基づき計算すると、1999年に初入選を果たした中国工商銀行は現在、世界500強銀行業で首位になっており、年間収入が1336億ドルに達した。中国工商銀行は今年の同ランキングで29位に入選し、以下、中国の銀行は中国建設銀行中国農業銀行中国銀行、中国交通銀行、中国民生銀行、招商銀行、中国興業銀行、浦発銀行が続いた。

 重慶大学経済・工商管理学院の蒲勇健教授は、「発展方向から見ると、同ランキングではイノベーション型企業と製造業が優位を占めるべきだ。しかし中国国内では、金融業が独占による優位を占めており、これにイノベーション不足が加わったため、このような状況に至っている。金融は本来ならば実体経済に貢献するものであり、過度の金融化には警戒が必要だ」と指摘した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年7月10日

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古