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輸出工業製品の7割が検査なしに

 国家質量監督検験検疫総局(質検総局)と税関総署が1日に発表した公告によると、税関商品コード1507種類に含まれる一般工業製品(完成品)に対し、今後は輸出製品検査を行わない。この調整は今月15日から施行されるという。人民日報が伝えた。

 このたびの調整の公告によると、国は今後、税関商品コード1507種類に含まれる一般工業製品(完成品)に対して輸出製品検査を行わない。このうちコード1420種類の商品は「出入境検査検疫機関が検査検疫を実施する出境商品リスト」から外し、コード87種類の輸出に際し動植物検疫を行う必要がある商品は引き続き同リストに組み込むという。

 また国は危険性のある化学品、花火・爆竹、ライター、玩具・乗用玩具、食品に接触する製品、自動車、レアアースなどの工業製品については、今後も引き続き輸出商品検査を実施し、危険な化学品のパッケージおよびその他の危険な貨物のパッケージの輸出に対しても引き続き性能検査と使用検査を行うという。

 おおまかな算定によると、法定の検査を行わなくなる商品は電気機械、軽紡績、資源化学の3大分類・47小分類に及び、2013年に同リスト入りした税関商品コード2141種類の商品の70.43%を占める。12年の統計データに基づくと、これから行われなくなる検査はのべ1008万6千回に達し、対象金額は4463億6千万ドルに上り、法律に基づいて輸出検査が行われた貨物の総額5412億3千万ドルの82.5%に相当するという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年8月2日

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