第1四半期の輸出入総額、前年度の増加率を上回る
中国国務院新聞弁公室が10日開いた記者会見で、中国海関(税関)総署の報道官で総合統計司の司長である鄭躍声氏は、今年の中国外国貿易輸出入総額は、前年をやや上回る可能性があると述べた。中国の今年第1四半期の外国貿易は回復の流れを引き継ぎ、輸出入総額が前年同期比13.4%増の6兆1200億元に、貿易黒字が2705億元に達した。人民日報海外版が伝えた。
鄭氏は、「今年第1四半期の中国輸出入総額の増加率は、前年通年の水準を大きく上回った。これはまず、中国の外国貿易に関する政策環境の持続的な改善によるものだ。次に、国民経済の好調な発展がほぼ確定的となり、輸入拡大にむけて良好な市場環境を提供した。それから、輸出企業の自信が高まっている。今年3月の中国輸出担当者景況指数は4カ月連続で前月より上昇し、前月比0.3ポイント上昇の38.2に達した。これは中国の輸出情勢が、好転を継続する可能性を示している」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年4月11日