非製造業PMIがやや低下 8月
中国物流・調達連合会と国家統計局サービス業調査センターがこのほど共同で発表した2013年8月の非製造業ビジネス活動指数(非製造業PMI)のデータによると、8月の非製造業PMIは53.9ポイントで、前月比0.2ポイント低下したが、引き続き景気・不景気のボーダーラインとされる50ポイントを上回った。ある分析によると、最近は実体経済の伸びが好転しているという。新京報が伝えた。
非製造業には総合指数がなく、通常はビジネス活動指数によって非製造業経済の総合的な変化を示すことになっている。
8月に非製造業PMIの個別指数をみると、前月に比べて新規受注指数、手元受注指数、在庫指数、従業員指数、サプライヤー配送時間(納期)指数が上昇した。このうち手元在庫指数、従業員指数の伸びが著しく、上昇幅は1%を超えた。新規輸出受注指数、中間投資価格指数、費用価格指数、事業活動予想指数は低下した。低下幅は新規輸出受注指数が最も大きかった。
同連合会の蔡進副会長によると、8月の非製造業の経済運営は安定していた。新規受注指数が回復し、今後数カ月間の発展に向けて需要の基礎固めをした。従業員指数は大幅に回復し、雇用環境が改善に向かった。交通輸送産業や物流産業などが活発で、最近の実体経済の伸びの好転ぶりを反映した。小規模企業の事業活動と新規受注が2カ月連続で回復傾向にあり、経営状況が持続的に好転した。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年9月4日