零下10度を裸で泳ぐ男たち 吉林省
吉林省吉林市を流れる南松花江には「南極島」という小島があるが、「南」に同音の「男」を当てて「男極島」とも呼ばれている。厳寒の冬空の下で毎日早朝から夕方まで岸から島の間を泳いでいるのがまさに男の中の男たちだ。今でも200人近くがよくここに来て、寒中水泳をしている。多くは60、70歳の老人だが、中には16、17歳の若者もいる。昨年の冬から今年の春にかけて吉林省のほとんどの地区は極寒となった。一日ほどんどの時間帯の気温は零下10度前後にまで下がり、最低気温は零下35度にまで達した。川の水温は1度から3度くらいだ。「なぜ裸で泳ぐのかって?もし水着で水の中から出てきたら、水着が一瞬で凍っちまう。皮膚を傷つけることもある」。寒中水泳愛好者の于達源さんは、ここで泳ぎ始めてもう13年になる。いつからか知らないが、みんな裸で泳ぐようになった。長く寒泳を続けている男の中には、春節の大晦日にも泳ぎにやってくる人もいる。そうしないと新年を迎えるのに気持ちが悪い、というのだ。「光明網」が伝えた。(編集MA)
「人民網日本語版」2013年12月10日