中央銀行の調査 北京の6割以上の回答者が「物価高」と回答 (2)
第1四半期の北京市住民の物価満足度指数は18.6で、前の四半期に比べて1.7ポイント低下した。そのうち、64.5%の住民が現在の物価水準は「高く、受け入れがたい」と回答、前の四半期から4ポイント増加し、全国平均水準も上回っている。これ以前に中央銀行が全国的に行った調査では、62.1%が現在の物価水準は「高く、受け入れがたい」と回答していた。また北京住民の42.7%が「今後3カ月、物価はさらに上昇する」と考えており、これは前四半期より1.7ポイント低下している。
もっとも北京住民の収入に対する満足度も徐々に向上している。第1四半期の北京住民の収入実感指数は55.4で、前四半期から5.6ポイント向上している。20.6%の世帯で月収が3カ月前より増加しており、前四半期より6.7ポイント向上した。9.9%の世帯で月収が減少(前四半期比で4.6ポイント減少)している。次の四半期の住民の収入の見通しに対する指数は52で、前四半期に比べて0.9ポイント向上し、3四半期連続で回復している。新京報が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年4月3日