日焼け止め効果、さらに高いランク新設 各社が発売へ
【生田大介】日本化粧品工業連合会は、紫外線A波(UVA)を防止する日焼け止めの効果基準を来年1月に改定し、従来の最高ランクよりさらに高い「PA++++」を新設する。より防御効果が高い製品への需要が高まっていた。各社は来年から新商品を投入する。
肌に影響する紫外線にはUVAとUVBがある。UVBは特に海など屋外で日光を浴びた際に、肌の表面に強く作用し、赤く炎症を起こす。防止効果の基準は「SPF」で表し、最高レベルは「50+」。
UVAは日常生活のなかでも肌に影響し、日焼けだけでなく、シワやたるみなど肌の老化の原因になるという。基準は「PA+」から「PA+++」まで3段階あり、来年から最高ランクが新設される。
asahi.com 2012年12月3日
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