練り歯磨きと化粧品市場、主に外資が占有
中国で著名な練り歯磨きブランド「両面針」会社はこのほど、2012年の財務報告を発表し、上半期の練り歯磨きの収入が4600万元(約6億円)となり、2003年の単年度4.274億元(約52億円)の販売業績に比べ減ったとしている。
要因は外資ブランドの輸入によって、中国の練り歯磨きなど化粧品関係市場が大きな影響を受けているためで、中国の本土ブランドは前例のない危機に直面している。しかし、専門家の中には「現在、外資ブランドが市場を占有しているが、中国の『雲南白薬』などの国内ブランドは、医薬界との協力などの方法で、『漢方薬』のコンセプトを打ち出し、急速に受け入れられた。外資ブランドの包囲網に対して、国内ブランドの強みがないわけではない」と指摘する人もいる。
「中国国際放送局日本語版」より 2012年11月26日