NY株、3日連続で下落 「財政の崖」懸念
【ワシントン=山川一基】14日のニューヨーク株式市場は「財政の崖」を巡る米議会の議論が停滞していることから、3日連続で下落した。大企業で構成するダウ工業株平均は前日比35.71ドル(0.27%)安い1万3135.01ドルで取引を終えた。終値としては約1週間ぶりの安値水準。
またニューヨーク外国為替市場では円がドルに対して買われた。午後5時(日本時間15日午前7時)時点の円相場は、前日同時刻と比べ14銭円高ドル安の1ドル=83円43~53銭。11月の米消費者物価指数が前月比で下落したため長期金利が下がり、日本と米国の金利差が縮まったため。
asahi.com 2012年12月16日
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