高級料理の消費にかげり
中央政府の8項目の規定が発表されて以来、高級料理店の経営や高級酒販売が大きくペースダウンし、飲食業分野での高額の消費が抑制されていることが明らかになった。商務部の沈丹陽報道官が20日に明らかにした。
報道官によると、サンプル調査の結果、北京や上海、寧波などの高級飲食店などの売上高がそれぞれ約35%、20%、30%減少。春節期間中、各地の高級ホテルでは高額の料理の注文が大きく減少し、ツバメの巣や鮑などは約40%減少、フカヒレは70%以上の減少となっている。贈答品向け高級酒の販売は約45%減少し、茅台、五粮液などの高級白酒の販売も大きく減少した。
また報道官は、個室予約費用と最低消費料金は飲食業界で差別化サービス提供の際に徴収する料金だが、いずれもレストランの個室での消費を対象としたものであるため、どちらかに統一すべきだと発言。一部企業の無秩序な料金徴収は規範化が必要だとした。商務部は関連の問題に対する研究を進めており、近く発表される「飲食業管理弁法」では個室料金と最低消費料について明確に規定するという。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年2月22日