喫煙コントロール 中国は下から2番目
世界保健機関(WHO)がこのほど発表した発展途上国14カ国を対象とした喫煙コントロールのランキングで、中国は44.6ポイントで下から2番目という結果となった。中国の衛生行政部門が31日の世界禁煙デーに合わせて発表するという。
WHOの世界の喫煙に関する報告での国家の状況によると、中国の喫煙コントロール措置の多くは他の国に及ばず、カナダやオーストラリア、EUといった先進国のみならず、ブラジルや南アフリカ、インド、ウルグアイ、トルコ、タイなどより下位となっている。
今回の発展途上国14カ国を対象とした分析では、副流煙の被害からの保護や禁煙支援、喫煙の害の警告、タバコ広告の禁止、キャンペーンと支援、タバコ製品の税率や価格の引き上げの5分野で評価され、上位3位はタイ、ウルグアイ、ブラジル。中国は最下位のロシアを1.5ポイント上回る44.6ポイントで13位に留まった。5分野の評価の中では、副流煙の被害からの保護と喫煙の害の警告がいずれも下から2番目となっている。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年5月23日