中国遠洋調査船 1.2トンの多金属硫化物を採集
中国国家海洋局副局長、中国大洋協会理事長の王飛氏は11月2日、第26回第5段階の海洋調査任務に当たっている遠洋科学調査船「大洋一号」が、南大西洋中央海嶺で海底熱水域を発見したと発表した。「大洋一号」は中国製の深海設備を利用し、1.2トンの多金属硫化物を採集した。「大洋一号」は、海底硫化物資源の調査、関連科学研究に向けて新領域を切り開いた。科技日報が伝えた。
大まかな統計データによると、中国の海洋多金属硫化物資源調査の歴史において、1度でこれほど多くのサンプルを採集したのは初めてで、最も多種多様なサンプルを採集した任務となった。サンプル採集により、同海域でのさらなる資源開発、環境調査、科学研究に向けて基礎が固められた。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月8日