北京 PM2.5の健康への影響に関する研究が始動
【中日対訳】 北京市疾病コントロールセンターが明らかにしたところによると、課題「北京市の大気環境中のPM2.5が健康に及ぼす影響の研究」が2012年に始動した。同課題は市の科学技術委員会により立案され、すでに市委員会・市政府の重点業務および区県政府の緊急プロジェクトに組み込まれているという。人民日報海外版が伝えた。
同課題の研究内容は以下の3つの方面。
(1)室内におけるPM2.5曝露量。市全体の室内環境におけるPM2.5汚染状況および危害を及ぼす成分を研究。
(2)異なるグループごとのPM2.5曝露量。
(3)PM2.5汚染が健康に及ぼす影響。PM2.5汚染が呼吸器系統などの関連疾患に与える影響のデータを取得。
北京市疾病コントロールセンターはPM2.5の健康への影響に関する研究の進展状況を適時公開し、モニタリングデータは伝染病の早期警戒や健康アドバイスなどに使用するほか、市政府の公共衛生に関する政策決定に向け、データを提供する。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年2月5日