中国東北部で初の原発が発電を開始
中国広東核電集団(中広核集団)が18日に明らかにしたところによると、遼寧省にある紅沿河原子力発電所1期の1号ユニットが2月17日、発電を開始した。これは、同発電所が正式な系統連系試験段階に入ったことを意味する。人民日報海外版が伝えた。
1号ユニットは2007年8月18日、遼寧省大連瓦房店市紅沿河鎮で着工した。中国東北部としては初の原発であり、5年余りの建設の末、このほど発電を実現した。
同発電所は100万キロワット級原発ユニットを計6基建設する予定で、1期のユニット4基は2015年までに発電が開始する予定。4基のユニットの発電量は300億キロワット時に達し、遼寧省における昨年の電力使用量の16%を占め、同規模の火力発電所と比べ、標準石炭を年間1000万トン分節約することができる。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年2月19日