中国の発明特許登録、前年比26.1%増
国家知識産権局の甘紹寧副局長は21日に行われた記者会見に出席し、「昨年、中国の知的財産権業務は重要な進展を果たした。特に科学技術の発展とイノベーション水準を最もよく反映する発明特許の登録件数が大幅に向上した」と語った。2012年、中国の発明特許登録件数は前年比26.1%増の21万7105件に達した。うち、国内の発明特許登録件数は14万3847件と、発明特許登録件数全体の66.3%を占めた(前年比28ポイント増)。人民日報が伝えた。
特許の質の高さを代表し、特許技術の市場価値を体現する指標である、国内(香港・マカオ・台湾を除く)の有効発明特許保有件数は、2012年末の時点で43万5151件に達し、国内の人口1万人あたりの発明特許保有件数は3.2件に達した。「第12次五カ年計画」で1万人あたりの発明特許保有数を3.3件に引き上げるという指標が組み込まれたことが、特許取得を大きく促進したことが伺える。
2012年、国家知識産権局が受理した「特許協力条約」に基づく国際出願は前年比14%増の1万9926件。うち、国内からの出願は1万8145件で91.1%を占め、前年比12.8%となった。国外からの出願は1781件で前年比28.7%増だった。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年2月22日