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商用飛機公司、国産機の試験飛行に向けチーム結成

 支線用のジェット機ARJ21の引渡しおよび、大型旅客機C919の初フライトの日程が近づいている。これらの航空機を開発した中国商用飛機有限責任公司は、引渡し前の試験飛行に備えるべく、先月テストパイロット16人とエンジニア34人からなる試験飛行チームを結成、ARJ21-700の飛行試験を行った。人民日報海外版が伝えた。

 中国が独自設計し、知的財産権を有する旅客機C919は現在、全面的なプロジェクト発展段階に入った。受注総数は380機に達し、できるだけ早い初飛行の実現を目指している。国際標準に基づき開発された中国初の中短距離ジェット機ARJ21は、受注が252機に達し、1-2年以内に証明書取得、引渡しを実現する計画だ。ARJ21型機は、4機の試験飛行の回数が累計1700回、飛行時間が3400時間に達しており、国際標準に基づき失速テストなどの重要なフライトテストに合格したほか、フラッターテスト、性能、操縦安定性テストの一部を完了、1万3千回離着陸を繰り返す疲労テストなども実施した。

 中国商飛公司はこれまでに、試験飛行のエンジニア34人、検査エンジニア10人を国外に派遣し、研修を受けさせた。また、テストパイロット5人が理論学習とシミュレータ訓練を終え、ARJ21-700を使った飛行訓練を行っている。今後さらに、試験飛行エンジニア13人およびテストパイロット10人が米国や南アフリカで研修を受ける予定。これらの研修が完了すれば、ARJ21-700の量産・引渡しに向けた試験飛行の要求を満たすことができるほか、旅客機C919の試験飛行も実施できる。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年5月27日

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