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低ミネラル水 心血管疾患リスク増加も

 水はすべての生命の源だ。しかし飲用水の硬度やミネラル成分の含有量は、心血管疾患の発病率に影響を及ぼす。第三軍医大学軍事予防学院環境衛生学教研室の舒為群教授の研究チームは最新の研究により、実験を通じて低ミネラル水と心血管疾患の関連性を証明した。関連する研究結果はこのほど、学術誌「International Journal of Cardiology」(国際心臓病学誌)に掲載された。科技日報が伝えた。

 ペットボトル詰めのミネラルウォーターは近年、人々の生活の中に頻繁に姿を現すようになった。統計データによると、中国人が消費するペットボトル詰めの水のうち、80%はミネラル成分が極端に少ない浄水と、人工的に微量のミネラル成分を追加したミネラルウォーターとなっている。淡水資源の逼迫に伴い、世界の多くの国は海水淡水化により飲用水を獲得している。淡水化された水にはごく微量の炭酸水素塩、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分しか含まれない。

 飲用水の硬度、ミネラル成分の含有量は、心血管疾患の発病とどのような関連性を持っているのだろうか。1950年代以降、日米欧などで発表された多くの流行病学の研究結果によると、飲用水の硬度とミネラル成分の含有量が多いほど、心血管疾患の発病リスクが下がるとされているが、この観点を証明する実験・研究は行われていなかった。第三軍医大学軍事予防学院環境衛生学教研室の羅教華氏、趙清氏らは舒教授の指導を受け、ミネラル成分が豊富な水道水と天然水、ミネラル成分が少ない浄水と人工ミネラルウォーターを使用し、オスのニュージーランドホワイト種のウサギ80匹を対象に12カ月間の、20−23歳の成人男性168人を対象に1カ月間の実験をそれぞれ実施、飲用水が体に及ぼす影響を検証した。

 実験結果によると、ミネラル成分の少ないペットボトル詰めの水を飲んだ場合、血液中の独立した心血管リスク指標であるホモシステイン、C反応性タンパク質、アルギナーゼなどの量が実験前より増加し、かつ動物と人間の変化が一致した。これにより、低ミネラル水は心血管疾患リスクを高めることが証明された。

 同研究は動物・人間の角度から、二種類のミネラル成分が極端に少ないペットボトル詰めの水(人工ミネラルウォーターと浄水)を飲んだ場合、血液中の複数の独立した心血管リスク指標が上昇し、比較的高い心血管疾患のリスクが生じることを証明した。また飲用水に含まれるミネラル成分が、身体の健康、特に心血管系の健康にとって極めて重要であることを示した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年9月23日

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