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中国グリーン発展指数 北京市が首位、河南省が最下位に

 「2013年中国グリーン発展指数報告-地域比較」が、9月21日に北京で発表された。中国の30地域を対象としたグリーン指数ランキングでは、北京市・青海省・海南省がトップ3に、甘粛省・寧夏回族自治区・河南省がワースト3になった。100の調査対象都市のランキングでは、海口市・深セン市・克拉瑪依(カラマイ)市・無錫市・煙台市がグリーン発展水準のトップ5に、荊州市・西寧市・銅川市・鞍山市・蘭州市がワースト5になった。科技日報が伝えた。

 同報告は北京師範大学、西南財経大学、中国国家統計局経済景気モニタリングセンターの約40人の専門家・学者がまとめたものだ。グリーン発展指数は、経済成長のグリーン度(経済成長における生産効率と資源使用効率)、資源環境の許容能力(資源・環境保護および汚染物の排出状況)、政府からの支援の程度(政府のグリーン発展に対する投資・管理・対策の状況)の3部分によって構成される。

 30地域のうち、17地域のグリーン発展水準が全国平均ラインを下回った。うち、東部10地域からは7地域が全国トップ10入りし、グリーン発展の優位が際立っていた。西部の11地域からは、3地域が全国トップ10入り、3地域がワースト10入りし、資源環境面の優位が際立っていた。中部6地域では、4地域が上位20圏外となり、最上位の江西省も全国16位に留まり、劣勢が目立った。東北3省はいずれも上位20圏外となり、グリーン発展水準の改善が待たれる。

 中国国家統計局経済景気モニタリングセンターの潘建成副センター長は、「市民の所在都市のグリーン発展に対する主観的な印象と評価を反映し、統計分析を中心とする中国グリーン発展指数を補完・改善するため、課題チームは今年も一般市民を対象とした都市グリーン発展満足度調査を行った」と語った。その結果、2013年の重点38都市のグリーン発展総合満足度は0.091となり、昨年よりやや低下した。満足度トップ10はカラマイ市・厦門(アモイ)市・西寧市・銀川市・海口市・杭州市・重慶市・青島市・蘇州市・寧波市となった。ワースト10は烏魯木斉(ウルムチ)市・瀋陽市・武漢市・北京市・石家庄市・西安市・広州市・蘭州市・呼和浩特(フフホト)市・鄭州市となった。

 潘副主任は、「北京市はグリーン発展指数ランキングの首位となったが、グリーン発展満足度の点数は最下位から数えて7番目で、『不満』の区間になった。広州市も北京市と同じような状況で、グリーン発展指数は14位となったが、市民の総合満足度は最下位から数えて4番目となった。この差については深く考察を進めるべきだ」と指摘した。このほか同調査によると、都市の「最も深刻な汚染源」として、多くの人が「自動車の排気ガス」と答えた。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年9月23日
 

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