中国のステルス無人攻撃機「利剣」 初飛行に成功
中国製ステルス無人攻撃機の初飛行の様子を写した写真が21日午後、ネット上で公開された。この無人攻撃機「利剣」は、中航工業瀋陽飛行機設計研究所が設計を担当し、中航工業洪都公司が製造したものだという。京華時報が伝えた。
▽初飛行の時間は約20分間
目撃者によると、「利剣」は昨日午後1時に初飛行を開始し、1時17分ごろに無事着陸した。飛行時間は約20分間だった。
「利剣」は中国が開発した第1世代のステルス無人攻撃機であり、全方位にわたってステルス設計が施され、ステルス性に優れ、強い突撃力を備えている。代表的なステルス無人攻撃機と同様、無尾翼・エアインテークを上部につけた設計となっており、全翼式のレイアウトはステルス性、航続距離、負荷など多方面の機能を考慮したものである。「利剣」だけでなく、世界の伝統的な航空強国も自国の無人攻撃機を開発しており、米国のX-47B、フランスのニューロン、英国のタラニスはすでに初飛行とテストを終えている。