曙光公司が開発したスパコン「星雲」(資料図) |
中国のスーパーコンピュータ開発企業である曙光公司が発表した情報によると、同社は演算速度が1ペタFLOPS級に達するスパコン「星雲」に続き、100ペタFLOPS級スパコンの「曙光7000」が開発を間もなく開始することになった。人民日報が伝えた。
中国科学院研究所から生まれた曙光公司は1995年に設立され、中国初の100テラFLOPS級、1ペタFLOPS級スパコンを開発した。長年の蓄積を経て、曙光公司は世界トップクラスの高性能コンピュータ開発企業となり、「ハード提供者」から「クラウドサービス提供者」へと邁進しようとしている。曙光公司は現在、全国で7つの都市クラウドコンピューティングセンターを建設・運営している。そのうち「星雲」は深センスパコンセンターで稼働しており、主に科学計算、インターネットスマート検索、DNAシークエンシングなどに使用されている。
曙光公司の歴軍総裁は、「曙光7000は、当社が未来の市場の需要を満たすため設計する新型スパコンで、プロセッサ、高速通信網、大規模ストレージシステム、システムソフト、応用ソフトのすべてに独自の技術を採用している。曙光7000の性能・効率・技術・応用水準は世界トップクラスに達する見通しで、国際市場への進出を計画している」と表明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月14日