台湾地区・台北の地下鉄で21日午後、無差別殺傷事件が発生し、4人が死亡、20人以上が負傷した。これは台北の地下鉄開通以来18年で最も深刻な刑事事件となる。警察によると、容疑者は21歳の東海大学の2年生、鄭容疑者だ。新華社台北が伝えた。
警察によると、容疑者は新北市の住民で、早くから計画しており、先週事件を起こすことを決め、事件後には後悔していないと語ったという。現在は容疑者に精神的な問題があったかどうかは明らかではない。暫定的な調査によると、赤い服を着たこの男子学生は地下鉄に乗車した後、竜山寺駅で突然手に長さ約20センチのナイフを取り出して乗客に切りかかった。現在、警察当局は地下鉄に警察を派遣してパトロールを強化し、市民の動揺を防ぐ。同日午後4時50分、台北の地下鉄は正常な営業を回復した。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月22日