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北京 今年中に地下鉄4路線、計60キロが開通へ

 2014年04月30日13:40
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 北京市交通委員会の周正宇・委員長は28日午前、メディアの取材に応じ、今年の年末までに、同市の地下鉄7号線、14号線南東区間、6号線東区間、15号線西区間が開通する予定であることを明らかにした。同4路線の長さは計62.15キロ。人民網が報じた。

 周委員長は、北京市の公共交通機関の運行は今のところ、まだ理想的な状態には達していないとの見方を示す。地下鉄の混雑緩和に向け、関連の政府機関がさらなる対策を練っている。また、ここ数年、路線バスの混雑は緩和しているものの、「遅い」という問題が解消されていない。そのため、路線バス専用通路の設置を強化するほか、専用通路の連結を進めることで、路線バスの運行速度を向上させたい考えだ。 

 同委員会の微博(ウェイボー)のオフィシャルアカウントによると、新たな4路線が開通すれば、利用者が輸送力を超えるという既存路線の現状改善につながると期待されている。

 6号線の東区間が開通すれば、同線の既に運営されている区間と連結され、通州ニュータウンと市内の中心エリアが結ばれることになる。そのため、同ニュータウンに住んでいる市民にとっては、新たな交通手段となり、八通線の利用者の一部が同路線に流れると見込まれている。そのため、八通線全体のほか、四恵、四恵東の乗り換え客などの混雑がある程度解消され、満員率も低下すると期待されている。

 新たに開通する7号線は、同市南部の東西を走る大動脈となり、南部に東西を貫く軌道交通(地下鉄・都市鉄道)がなかった同市の交通網の空白を埋めることになる。同線は、10号線や9号線、1号線、2号線の一部の駅の混雑を緩和すると期待されている。

 14号線東区間が開通すれば、望京、酒仙橋など、同市東部に住む市民の利便性が向上する。特に、13号線の望京西、10号線の太陽宮など、望京の駅の利用者が同線に流れ、13号線と10号線の混雑が緩和すると期待されている。

 15号線の西区間が開通すれば、同線の既に運営されている区間と連結され、順義区の市民が同市の中心地に向かう際の新たな交通手段となる。同線は、市中心部からおおよそ8キロ外周を通る四環路と、中心部から10キロほど外周を通る五環路の間を走る東西連絡線となる。開通後は、望京西駅から13号線に乗り換える乗客や、同線とほぼ平行して走る10号線の北区間の利用者が同線に流れると見込まれるため、13号線東区間と10号線北区間の混雑が解消すると期待されている。(編集KN)

 「人民網日本語版」2014年4月30日

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