上海閘北区に住む視覚障害者の陳歆さんは1日、盲導犬と共に地下鉄に乗り、勤め先のスーパーに向かった。人民日報が報じた。
上海市で1日に施行された「上海市の『中華人民共和国障害者保障法』実施弁法」では、視覚障害者は盲導犬と共に公共の場所に出入したり、公共の交通機関を利用できると規定されている。今後、視覚障害者は盲導犬の同伴を拒否されることを心配する必要はなくなった。
2011年より実施されている、同市の犬の飼育に関する管理条例でも、同様の規定がなされていたものの、公共交通機関の一部の従業員や乗客らがその規定を知らないため、視覚障害者が盲導犬の同伴を拒否されるというケースが絶えなかった。新弁法は、法律という角度から障害者の権益をより一層保障するものとなった。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年4月3日