上海国際貿易の「単一窓口」に関する初の試行プロジェクトが、このほどオンラインで試験的に開始された。税関、検査・検疫、出入国審査、海事局は共同で、船舶の出港許可電子情報をこの単一窓口に送信する。海事局は電子情報に基づき船舶の出港許可証を発行し、船舶の出港手続きの許可の一体化を実現し、法執行能力を高める。単一窓口は6月3日、初の一般貿易輸入貨物の手続きを完了した。人民日報海外版が伝えた。
中国税関総署の張広志報道官は、「単一窓口の建設により、既存の港湾法執行体制を、一度の受理、一度の手続きというモデルに変え、審査フローの簡略化を実現し、手続きをシンプルにした。企業は各法執行部門間を回り、それぞれに書類を提出し、その場で審査結果を待つ必要がなくなり、多くの労働力と時間が節約された」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月5日