2014年6月4日  
 

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日本人の日常的な食品の納豆が中国では「万病に効く」と過大評価

人民網日本語版 2014年06月04日11:18
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誇大広告(インターネットより)。

「納豆は日本人の長寿の秘訣。納豆は心臓や脳血管疾患の救世主」。日本の納豆に基づくという健康食品が最近、市場で大きな人気を集めている。インターネットでは納豆商品が「血栓や高血圧、高血脂症の救世主であり、疲労回復、老化予防、ガン予防、美容に効果がある」と宣伝されているだけでなく、さらに「血行をよくし、血栓を溶解し、高血圧や高血脂量、高血糖値を低下させる」と、まるで「万病に効く」特効薬のように扱われている。羊城晩報が伝えた。

あるデパートの納豆・発酵食品販売部門の担当者によると、納豆のポリペプチドは心臓の血管の疾病や高血圧、高血脂症などに優れた治療効果があると語ったが、薬品監督管理部門の登録証書があるかと質問されると、回答は曖昧になった。「これらの商品はいずれも関連部門に登録・記録されている」。具体的な部門については「コメントを遠慮する」と述べた。

専門家「プリン体の含有量が高い」

「納豆は日本人の日常的な食品の一種でしかなく、中国の腐乳に相当する。日本には納豆カプセルもあるが、薬効を宣伝する人はいない」。日本の目白大学で学ぶ留学生、徐小楠さんは数日のマーケティングリサーチをした後、記者にこう語った。

日本メディアは何度も、インターネットに登場する納豆の薬効宣伝に対する批判報道を行なっているという。

「納豆は薬品ではなく食品であり、単独で病気の治療に用いることはできない。また法律で健康食品は病気治療の効果を宣伝してはならないと規定されている。消費者を誤解させる可能性がある」。南方医科大学の栄養学専門家、宋衛生氏によると、納豆には多くのたんぱく質やプリン体が含まれており、通風や腎臓の負担を生じる可能性がある。このため、代謝障害のある通風患者や血液の尿酸濃度の高い患者はできるなら食用しないほうがよく、慢性の腎機能不全の患者も食用を控えたほうがよいという。(編集YH)

「人民網日本語版」2014年6月4日

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