学士服に学士帽姿で、本来ならレンズに向かって笑顔を向けるべきところを、両目は白い布で覆われ、迷い、理想、どうすべきかわからないといった言葉が黒板の上に映し出されている。あるインターネット利用者がこのほど微博(ウェイボー)で公開した奇妙な卒業写真6枚は、目を覆われていたり、森の中で行き先を見失っていたりと、見る人に独特の印象を与える。東南快報が伝えた。
この写真を撮影した福州大学美術学院の卒業生、崔健さんによると、卒業を迎えて様々な迷いや落胆といった感情に襲われ、さらに仕事がまだ決まっていないことからどうしてよいかわからず、最近は理想と現実との大きな開きに悩まされてばかりだと語る。撮影好きな彼はこの間の感情を表現したいと考えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年6月10日