北京・建国門近くの長安街で15日午後、東から西に向かって走行中の黒い乗用車が道路中央の「金色の柵」に衝突した。車の左側前部が破損したが「金色の柵」は破損せず、また一般の柵のように割れたり倒れたりするようなこともなく、元の位置からずれただけに留まった。北京青年報が伝えた。
「車の左側前部はやすりで削られたみたいに完全に壊れたが、柵には大きな損傷はなかった」。現場を通りかかった張さんによると、金色の柵はぶつけられた後も割けたり倒れたりせず、南に車道の幅ほど移動しただけだったという。
事故発生場所近くの新聞販売スタンドの店長によると、事故発生後、警察は速やかに到着して事故車両を撤去し、同時に傾いた柵を元の場所に戻したという。
金色の柵は今年4月15日に設置されたもので、普通の白い柵に比べて衝撃に強いという特徴を持つ。交通事故などを起こした車両が衝突しても、柵はその弾性で自動的に元の姿に戻るという。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年7月16日