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116人を乗せたアルジェリア航空機、マリ南部に墜落

人民網日本語版 2014年07月25日14:39
写真資料:MD-83型旅客機

24日、乗客乗員116人を載せ、西アフリカの国家ブルキナファソからアルジェリアに向かっていたアルジェリア航空の旅客機が、マリ上空で消息を絶った。その後、多くのメディアが同機は墜落したと報じた。旅客機は、ブルキナファソとの国境に近いマリ南部に墜落した。乗客乗員116人のうち、生存者がいるかどうかは分かっていない。中国新聞社が報じた。

墜落したアルジェリア航空機は、ブルキナファソの首都ワガドゥグからアルジェリアの首都アルジェに向かって飛行していた。現地時間24日午前1時17分に出発、到着予定時刻は午前5時10分だった。ところが、離陸後30分も経たないうちに、同機の姿はレーダーから消えた。

アルジェリアのセラール首相は、「アルジェリア航空機は、マリのガオ上空を飛行中に交信が途絶えた」と語った。当時、この地域では非常に強い嵐が吹き荒れており、事故機のパイロットが、他の航空機との衝突を避けるために、飛行ルートを急ぎ変えたいと管制官に要請してきたという情報がある。飛行ルートを変えた後間もなく、同機はレーダーから消息を絶った。

ブルキナファソの軍上層部は、「我々はすでに機体の残骸を発見した。墜落した場所は、ブルキナファソ国境から北に50キロメートル離れたマリのゴシ(Gossi)付近だ」と話した。だが、軍はそれ以外の詳細状況については明らかにしておらず、「乗客乗員の安否は不明。事故原因についても分からない」としている。捜索に関わった人物によると、搭乗者の遺体や焼けた機体の残骸を確認したという。

同機には、乗客110人と乗員6人が乗っていた。内訳は、フランス人51人、ブルキナファソ人24人、レバノン人8人、アルジェリア人6人、スペイン人6人、カナダ人5人、ドイツ人4人、ルクセンブルク人2人。このほか、カメルーン人、ベルギー人、エジプト人、ウクライナ人、スイス人、ナイジェリア人、マリ人が各1人。乗客の中に、中国人は含まれていなかった。

同機が行方不明となった後、フランスのオランド大統領はテレビで演説を行い、「アルジェリア航空機が墜落した。同機のスペイン人パイロットは、悪天候を理由に飛行ルートを変更した。マリに駐留しているフランス軍隊に対し、出動して捜索活動を展開するよう指令を出した」と述べた。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年7月25日

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