広西チワン族自治区東興市市民の陳偉鵬さんは22日、東興国家重点開発開放試験区の連合通貨営業部の窓口で、100元(約1600円)を34万ベトナムドンに両替した。これにより、同試験区で個人向けの人民元・外貨両替特許業務がスタートした。
陳さんは、「これまではいつも『屋台銀行』(ベトナムの民間人が国境地帯に出した屋台で行う両替業務)でドンに両替してきた。今はドンに両替するのに身分証さえあれば手続きができるようになって、より安心になった」と話す。
国家外匯管理局は今年5月23日、同試験区が個人向け人民元・外貨両替特許業務のテスト事業を行うことを許可した。テスト事業の規模は毎年100億元(約1600億円)以上に達する見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月24日