中国での投資利益率は50%越え
「トランスフォーマー」シリーズは、中国で常に人気となり、全てが年間興行収入ランキングトップ3に入っている。しかし、実際には中国市場だけを見るなら、前3作の投資利益率は全てマイナスで、「トランスフォーマー4」になって初めて、黒字に転換。50%越えとなった。
儲かるのはハイウッド大作より中国国産映画
実際には、大ヒットしても、製作コストが巨額であるため、ほとんどのハリウッド映画の投資利益率は、中国国産映画に及ばない。
中国国産映画で興行収入が10億元を突破したのは3作品だけだが、うち2作品の投資利益率が1000%に到達。興行収入トップの「ロスト イン タイランド(原題:人再囧途之泰囧)」(2012年)に至っては4100%に達した。
世界を見ると、投資利益率が高い映画はまだあり、米ホラー映画「パラノーマル・ アクティビティ」シリーズの第一弾は、製作コストがわずか1万5000ドル(約150万円)だったにもかかわらず、世界興行収入は1億9600万ドル(約196億円)となり、投資利益率は1万3000倍以上となった。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年7月29日