ゲーム市場の売上高が46.4％増　上半期

国家新聞出版広電総局党組織の蒋建国書記（副局長）はこのほど開幕した第12回中国国際デジタルインタラクティブエンターテインメント展覧会（チャイナジョイ）の会場で、「2013年の中国ゲーム市場の実際の売上高は831億7千万元（1元は約16円）に上り、前年比38％増加した。ユーザーは4億9千万人に達し、同20.7％増加した」と述べた。

今年上半期の中国ゲーム市場の規模は、ウェブゲームとモバイルゲームの影響により、市場全体の規模が急速に拡大し、増加率は過去約5年間の最高を更新した。データによると、1-6月の中国ゲーム市場の実際の売上高は496億2千万元で同46.4％増加し、増加率は前年同期の水準を上回った。中でも増加率が大きかったのは、顧客端末を利用したオンラインゲームの売上高で、255億7千万元に達して同9.8％増加した。ウェブゲームの売上高は91億8千万元で同71.9％増加し、モバイルゲームは125億2千万元で同394.9％増加した。

また今年1月から6月にかけて、中国オリジナルのオンラインゲームの国内市場での売上高が343億9千万元に上り、同41.3％増加し、市場の売上高全体の69.3％を占めた。海外での売上高は8億ドル（1ドルは約102円）で同66.7％増加した。

モバイルゲームが市場の新たな注目点になっている。昨年以降、モバイルインターネット技術の深いレベルでの応用とモバイルスマート端末の広い範囲での普及が進むのにともない、中国ではモバイルゲームの利用者が急増し、市場での売上高が激増し、市場シェアも急上昇した。今年6月末現在、中国のモバイルゲームユーザーは3億3千万人に達し、前年同期比89.5％増加した。（編集KS）

「人民網日本語版」2014年7月31日