在日本中国大使館は8月31日夜、日本の大学生訪中団の壮行会を開催した。日本の大学10校から約100人の大学生が訪中団に参加する。訪中団は9月1日から8日にかけて北京、西安、杭州、上海を訪れ、中国の歴史的旧跡などを見学するほか、中国の大学生と様々な交流活動を行う。人民網が伝えた。
程永華駐日大使は挨拶の中で、「青少年は国家の前途であり、民族の希望だ。中日両国の青年が相互理解と信頼を深めることは、両国関係を前進させることにつながる。百聞は一見に如かずと言うが、日本の大学生たちには、中国で沢山のことを見聞きし、考え、客観的で全面的な『立体的な中国』を自ら体験し、感じてほしい」と語った。
訪中団の団長を務める、日中友好協会常務理事の小野寺喜一郎氏は、「青年が未来を切り開いていくことは、日中友好交流の伝統だ。今回訪中する大学生達が、中国で様々な感動や喜びを味わい、新たな時代の日中友好に向けて、新たな一ページを開いてくれることを期待している」と語った。
東京外国語大学1年の松本祐輝さんは、「日本と中国の若者は、互いの国の文化に興味を持っている。今回の訪中で中国をより良く理解し、友好交流の伝統を受け継いでいきたい」と語った。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年9月2日