10月16日、李総理はミラノでフランスのオランド大統領と会談した。 |
国務院の李克強総理は現地時間の16日、イタリア・ミラノでフランスのフランソワ・オランド大統領と会談した。
李総理は、「中仏間には良好な政治的信頼関係があり、両国の関係は全面的にスピードアップする新たな段階に入りつつある。中国はフランスとともに、相互の信頼関係を盤石にし、協力を深め、経済・金融や人文交流などをめぐるハイレベルの対話メカニズムの役割を発揮させ、中仏の関係と協力の深いレベルでの発展を推進したいと考えている。またフランスがハイテク技術製品の対中輸出を一層緩和し、両国企業が共同研究・開発、共同投資、共同生産、第三国市場の共同開発を全面的に推進することを奨励するよう願い、世界により多くの『メードイン・チャイナ・アンド・フランス』製品を提供していきたい考えだ」と述べた。
オランド大統領は、「仏中には幅広い共通の利益があり、両国関係は非常に緊密だ。フランスは中国とハイレベルの交流を密接にし、経済・貿易、原子力エネルギー、人文などの分野での交流と協力を拡大し、国際問題や地域問題での交流と協力を強化し、『共通だが差異のある責任』との原則を堅持し、気候変動にともに対応していくことを願う。フランスは欧州と中国との関係の発展に積極的な役割を果たしていく」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年10月19日