2014年11月12日  
 

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中日両国は、4つの原則的共通認識をしっかりと遵守する必要がある (2)

人民網日本語版 2014年11月08日13:55

 中日双方はまた、様々な多国間・二国間のチャンネルを活用して、政治・外交・安保対話を徐々に再開し、政治的相互信頼関係の構築に努めることにつき意見の一致をみた。ただし、これは、政治的相互信頼に影響を及ぼす障害を取り除かなければ実現できないことだ。日本側は近頃、中日の首脳会談実現を希望すると幾度も表明しているが、その前提条件は、日本側が誠意と行動でもって障害を取り除くことだ。

 上述の4つの原則は、得難く貴重なもので、しっかりと遵守する必要がある。「和則両利、闘則両傷(合すれば則ち共に利し、争えば共に傷つく)」という言葉の正しさは、歴史が証明している。

 未来に目を向けると、中日関係の発展を妨害する、長期的で複雑かつ困難な要素は依然として存在している。日本側は、中国との友好協力と平和的発展は、日本が長期的な利益を実現するために避けては通れない道であることをはっきり認識しなければならない。これは地域関係の利益にもつながる。日本が積極的に良好な条件を整え、小異を残して、大同を求め、大局をふまえ、長期的な視野を持ち、口先だけの誠意にとどまらず、実践の中で誠意を見せることを望む。

 過去を振り返れば、中日関係が順風満帆だったことはなく、いつも困難と紆余曲折の中を歩んできた。

 中日両国の国民は今、両国が4つの原則を厳守しつつ、徐々に対話を再開し、中日関係を改善し、中日関係の長期的かつ健全で安定的な発展を実現することを心から望んでいる。 

 「言必信、行必果(言は必ず信あり、行いは必ず果たす)」。これこそ、信頼ある国家のあるべき姿だ。(編集SN)

 「人民網日本語版」2014年11月8日


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人民網ファン   2014-11-10182.249.245.*
途絶えていた首脳会談が、本日実現した。決断をした習近平主席の度量には、頭が下がる思いである。なぜならば、安倍首相には、今回の首脳会談において日本側に身を切るようなリスクが、何らないからである。かたや習近平主席の側には、多大なるリスクがある。それをはねのけて、日本を精一杯に信用した度量が垣間見れる。もし、安倍首相が会談後に靖国神社に参詣でもしたら・・・中国国内的に、習近平主席の顔を潰すことになるからである。習近平主席には、真の政治家としての格の違いを見せつけられた思いである。何かしら、安倍首相が、再度、靖国神社に参詣しそうで危惧している。こんなことをしたら、今度は、日本は国際的にも信用を失するであろう。会談4条件の着実な約束の遵守を祈る次第である。
室戸 桂一朗   2014-11-0958.157.98.*
日中共通認識4原則が報道されていますが、日本強権国家は小泉政権以降、中国を仮想敵国とすることによって、政権の求心力を強化する姿勢をとっており、この傾向は今後は、さらに強くなる(例外は、福田、鳩山両政権のみ)。財政破綻に起因する大増税を達成し、日々、困窮する日本国民の不満を外部に逸らせるために、この政治傾向はこんごもかわることはない。従って、今回の合意4原則も、それを実質無効にする世論形成と政治工作は、今から始まっている。安部に必要な合意とは、合意そのものではなく、合意したという「形式」が必要なだけです。日中会談の形式は最大限簡素なものに終わるしかない。