「ブラックフライデーの安売りは本当の安売りではない。ショップからすると、この日は他の日となんら変わりない」との声もある。それでも、この日の数週間前から、テントや寝袋を手に、ショップの前に列を作っている客が大勢いる。それらの客は、日焼けすることや雨に打たれること、さらに他の客からの「視線」なども気にせずに、一年に一度の同イベントを楽しんでいる。
中国の消費者もこれと同じだ。一年に一度の同イベントの前になると、多くの人が水も飲まずに目をこすりながらパソコンの前に座り、価格戦争の火ぶたが切られるのを待っている。これもまた、他の日にはないこの日ならではの味わいだろう。 (編集KN)
「人民網日本語版」2014年11月10日