11日夜、中通快遞北京中継センターには、荷物の山が出来上がっていた
「取引額はどうでもよい。最も気がかりなのは、物流配送業務だ」-12日早朝、571億元の取引額に達した後、アリババの馬雲会長はこのようにコメントした。アリババ傘下の天猫モールは、同プラットフォームだけでも、発送される小包の数は2億個を上回ると予測している。法制晩報が伝えた。
〇「ダブル11」の宅配数、前年同期比7割増の5億8600万件
国家郵便局が12日午前に発表した最新のモニタリングデータによると、「ダブル11」当日の11日、全国の郵政および宅配業者が取り扱った貨物は8860万個。業界全体が処理した宅配物は5億8600万個に達する見込みで、前年同期比約7割増えることになる。複数の宅配企業は、「ダブル11」の宅配物の配達が全て終わるまでに、あと10日ほどかかると見積もっている。
11日夜から12日午前にかけて、宅配業者の倉庫、集配所、配送ターミナルではいずれも、宅配物の「山」が出来上がっており、最初の配送ピークは13日に訪れる見込み。
国家郵便局の予測によると、「ダブル11」後、業界全体の宅配便取扱数は5億8600万個に達する見通しで、前年同期比70%ほど増加する。この数字は、予想されていた5億1千万個より15%多く、今年の一日当たり平均処理量(3309万個)の3倍に達した。