「独身の日(11月11日)」の大セールまで10日あまり、宅配便業界の「スピード競争」は、すでに始まっている。揚子晩報が伝えた。
国家郵便局によると、今年の「独身の日」の宅配便取扱件数は、前年同期比50%増の5億件を突破する見込みという。物流各社は、莫大な量の貨物に対応するため、「独身の日」のスタッフ特別体制に向け、早々と準備を始めている。各社はネット上のフォーラムなどで宅配担当者を高給で募集しており、物流関連業務は、企業からも求職者からも「注目の的」だ。
オンライン・モバイル広告を手がける赶集網のデータによると、物流会社の10月の人材募集増加率は、9月に比べ、宅配担当者が7%、カスタマーサービス担当者が2%、宅配ドライバーが5%、それぞれ増加した。一方、募集に対する応募者の増加率は、宅配担当者が13%、カスタマーサービス担当者が5%、宅配ドライバーが2%それぞれ増加した。他の複数の人材募集サイトにおいても、荷物の梱包作業員など、「独身の日」に向けた新しい職種が数多く誕生している。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月3日