〇韓国メディア「臨時休暇に笑いが止まらない韓国の免税店」
APEC期間中、中国人観光客がどっと韓国に押し寄せた。韓国メディアもこれに注目、「APEC休暇のおかげで、韓国の免税店には多大な収益がもたらされた」と報じた。さらには、「中国のAPEC休暇に、韓国の免税店は笑いが止まらない」と評した韓国メディアもあった。
韓国紙「ソウル経済」は、「中国のAPEC休暇期間、韓国を訪れた中国人観光客に関するデータには、大きな変化が発生した。たとえば、フライトについて見ると、アシアナ航空の統計データによると、11月5日から10日までの間、北京-韓国仁川(インチョン)便の予約率は96.7%に達した。例年、この時期の平均予約率は約5割にとどまっている」と伝えた。
韓国FNnews(電子版)には、「中国APEC臨時休暇期間、笑いが止まらない韓国免税店」と題する記事を掲載した。これによると、韓国最大の免税店であるロッテ免税店ソウル店では、11月上旬の売上が例年同期に比べ7割増えた。この実績は、中国の国慶節連休の売上に次ぐ数字で、韓国の免税店が思わず顔をほころばせている姿が目に浮かんでくる。
中国人観光客に変化が起きたことに、韓国メディアも気づいている。韓国聯合ニュースの報道によると、ある韓国の旅行社は、国慶節連休と違い、APEC休暇中に北京から来たツアーの特徴として、ショッピング以外に、韓国文化や美容を体験する活動が旅行日程に多く組み入れられている点を指摘したという。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月14日