重慶郵電大学3年の学生、夏江竜さんと重慶科技学院3年生の楊波さんは、卒業まであと1年あるが、今年8月に彼らは共同で50万元(約946万円)を投資して、重慶同路人戸外運動計画公司を設立し、学生市場をターゲットとした、貧乏旅行を特色とする旅行会社を設立した。同社は設立後2カ月あまりで、3万元(約57万円)以上の収入を挙げている。
専門家によると、学生の旅行者グループは現在市場の空白部分にあたり、開拓が待たれる分野だ。大学生は収入のないグループなので、費用は主に両親が負担するため、学生を主なターゲットにする商品は市場ではほとんど見られない。これまでにも試みた人はいるが、大学生は消費面で節約志向が強いため効果が大きくなく、継続が難しかった。2人の大学生が起業した旅行会社が設定した商品はバックパック旅行や個人旅行といったモデルを結び付けて革新を行っており、半分はバックパック旅行、半分は個人旅行といった側面を兼ね備えている。価格についても他の旅行会社よりもお徳だが、収益の余地もある。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年11月14日