今年5月にロシアのプーチン大統領が3頭のトラを野外に返したが、その中の1頭の「クージャ」と呼ばれる東北トラ(シベリアトラ、アムールトラとも呼ばれる)が10月、黒竜江(アムール川)を渡ってロシアから中国に移動した。興味深いことに、もう1頭のトラもこのほど続いて「家出」し、「兄」を追って中国へ移動したようだ。ロシアのメディアが伝えた。
RUSNEWSによると、同国のトラ専門の調査機関の代表が12日、今年6月に同国ユダヤ自治州で野生に返された東北トラが、ロシア領土を離れて中国領土内に移動したと明らかにした。今年秋以降に国境を越えて中国に入った2頭目の東北トラとなる。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年11月14日