生活と仕事のバランスを求める若者が急増
仕事上の将来性や給料以外に、「仕事上のストレス」や「時間の面でバランスの取れた仕事に対する追求」が、若いホワイトカラーが転職する主な原因となっている。
智聯招聘が数年前に実施した、最も理想的な職場に関する調査研究では、「生活と仕事のバランスを取る」が、中国各都市で働く人の今後3年の主な目標だった。今回の「2014年秋季ホワイトカラー転職指数調査研究報告」でも、その点が実証された形だ。
どうすれば、生活と仕事のバランスをうまく取れるのだろう?程傑氏によると、「どれくらいの収入が見込めるのか」、「どれくらい仕事の余暇があるのか」が、多くの人が就職したり、転職したりする際にまず考慮する要素となっている。
就職したばかりの「90後」が提起するこれら課題は、社会全体が共に解決すべき課題だ。程傑氏は、「企業や雇用者は、高い給与を提供すると同時に、多くの仕事の余暇や人間味ある福利厚生を提供しなければならない。これらは、求職者にとって特に魅力ある要素。従業員の積極性や好感度も向上する」と指摘している。 (編集KN)
「人民網日本語版」2014年11月25日