「若い夫婦が夜に些細なことでけんかして、翌朝一番に離婚手続きに訪れた。証明書や関連書類は全て揃っていたが、『離婚予約登録書』を記入して7日後に初めて手続きが完了する。その結果、予約した日が来てもその夫婦は現れなかった」。大理市民政局婚姻登録所の趙尚書主任によると、こうした情況は毎日のように見られるという。7日間の予約期間が夫婦に落ち着いて考える緩衝期間を与え、家庭を救うことになっている。離婚登録の予約制度は大理白族自治州が去年6月1日から省で初めて試行を始めたもので、現在は大理、漾濞、賓川、祥雲の4つの県・市で試行されているが、近く州全体に拡大される予定だ。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年1月29日